東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻 計算機構論分野
(東北大学 工学部 電気情報物理工学科 情報工学コース)
青木・伊藤(康)研究室

多段階最適化を用いた MASt3R-SfM の高精度化に関する検討

渡辺 俊貴 (東北大学) , 伊藤 慎太郎 (東北大学) , 高間 夏暉 (東北大学) , 伊藤 康一 (東北大学) , 青木 孝文 (東北大学)
映像情報メディア学会メディア工学研究会サマーセミナー, pp. 9--12, August 2025.
Abstract

多視点画像からの 3 次元復元では,対象の形状を高精度に復元するために,カメラの位置姿勢や焦点距離などのカメラパラメータを正確に取得する必要がある. カメラパラメータを画像のみから推定する手法として,Structure from Motion (SfM) が広く用いられている. SfM は,画像間の対応付けに基づいてカメラパラメータを推定するため,その対応付けの精度が全体の性能を大きく左右する. 多様な状況下の画像間に対して高精度な対応付けを可能にする MASt3R が提案され,これを SfM に応用した MASt3R-SfM も提案されている. MASt3R-SfM は,入力される視点数の増加に伴って,その精度が低下する問題がある. この問題を解決するために,本稿では,MASt3R-SfM の最適化手順を改善することで,その高精度化を図る. 具体的には,少数視点,半数視点,全視点という 3 段階の最適化を組み合わせた多段階最適化モジュールを導入する. 公開データセットを用いた精度評価実験により,提案手法の有効性を実証する.

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