2020年オープンキャンパス(学部3年生研究室見学)

東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻 計算機構論分野
(東北大学 工学部 電気情報物理工学科 情報工学コース)
青木・伊藤(康)研究室

オンライン開催となった2020年オープンキャンパス用(兼学部3年生研究室見学用)の特設webページです.主に高校生から学部3年生までを対象として本研究室で行っている研究を紹介しています.

学部3年生研究室見学

2020年9月29日(火)と30日(水)に実施する学部3年生研究室見学専用のページです.青木・伊藤(康)研究室の研究室見学に参加する予定の学部3年生は,はじめにこのページを閲覧してください.

画像処理のしくみ

高校生向けに簡単な計算で画像処理ができることを説明します.2019年のオープンキャンパスにて伊藤(康)准教授が行った模擬授業の内容の一部です.

3次元復元

2枚の画像を撮影すると三角測量の原理を使って距離を測ることができます.全ての画素に対して距離を測ることで物体の形状を復元することができます.これはステレオビジョンと呼ばれています.ここでは,ステレオビジョンの基本や複数枚の画像を使った3次元復元を説明します.

ビッグデータ解析

深層学習あるいはディープラーニングという言葉を聞いたことがありますか? ディープラーニングは,膨大なデータを利用することで高精度に画像を認識する技術です.ここでは,その一例として,膨大な顔画像データセットから属性(年齢,性別,髪型など)を推定する顔属性推定について説明します.

バイオメトリクス

バイオメトリクス(生体認証)は,人の身体的な特徴や行動的な特徴をカギとして個人認証を行う技術です.最近では,スマートフォンに顔認証や指紋認証などが搭載されているため,身近になってきました.ここでは,本研究室が取り組んでいる様々なバイオメトリクスの研究について説明します.

リモートセンシング

リモートセンシングとは,航空機や人工衛星などを使って遠隔から観測する技術です.遠くから地表を精密に把握するためには,レーダが使われています.ここでは,本研究室が取り組んでいる合成開口レーダを用いた地表解析に関する研究について説明します.

医用画像処理

医療の現場では,X線,CT,MRIなどで撮像された画像による診断が一般的になっています.これらの医用画像をコンピュータで解析することで,医師による診断を支援するコンピュータ支援診断システムの開発が進んでいます.ここでは,本研究室が取り組んでいる脳MRI画像解析と超音波画像解析の研究について説明します.

バイオインフォマティクス

バイオインフォマティクスとは,生命科学と情報科学の融合分野です.ゲノム解析などが有名です.その中に,アプタマーと呼ばれる人工核酸を設計する研究があります.アプタマーは,特定のタンパク質に結合する塩基配列であり,その特性を利用してバイオ医薬品や分子センシングなどに応用されます.ここでは,膨大な核酸配列の中からアプタマーを探し出す研究について説明します.